ふるさと佐久


by newport8865
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ナウマンゾウの歯の化石 小諸の千曲川河原から発見 2001年11月

信濃毎日新聞の記事は、現在ではヒットしないが 考古学のおやつ というサイトで、2001年の記録に載っている。

小諸市の耳取と対岸の宮沢を結ぶ宮沢橋の下流の石の多い河原(写真参照)で、盆石(水石)や珍しい模様の石を集めている地元の男性が、湯たんぽ状の模様のある石が石の間にあるのを発見。自宅に持ち帰り、くわしく観察してみるとどうもゾウの臼歯のようだと推測、長野県信濃町にあるナウマンゾウ博物館に連絡をした。学芸員と信濃毎日新聞の記者が訪れ、調査・分析をしたところ、まさに「ナウマンゾウ」の歯の化石だということが判明し、発見された歯の化石のカラー写真入りで新聞記事になった。発見された歯は、詳しい調査のためナウマンゾウ博物館に預け、そのまま寄贈されたような形になって今にいたっているという。下記新聞記事参照。

ところで、この下流の小諸市と東部町(現 東御市)の境、布引観音付近の千曲川では、アケボノゾウというやはり今では絶滅したゾウの全身骨格が発見されたりしているが、おそらく前記の歯の調査研究では、どのゾウに属するかの同定が行なわれたのだろう。

2005年夏に、長野市の茶臼山にある自然史博物館を訪れたが、館内展示に、小諸市の上流、浅科村(現 佐久市)で発見されたナウマンゾウの歯の化石が展示されていた。更に上流の八千穂村でも発見されたという話も聞いたことがある。信濃町の野尻湖では、旧石器人がナウマンゾウやオオツノシカを狩猟捕獲して生活をしていたらしいことが明らかになりつつあるようだが、この佐久の地でも、細石器を使っていた?旧石器人たちが、ナウマンゾウとともに暮らしていたのかも知れないと思うと面白い。

(狩猟採集の時代と言えば、佐久の隣、小県と諏訪の境の和田峠付近 星糞遺跡!などでは、縄文時代の黒曜石の産地として知られ、全国的に流通していたという。この話は別に書こうと思う。)
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by newport8865 | 2005-11-16 20:54 | 地誌