ふるさと佐久


by newport8865
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北相木村 栃原岩陰遺跡と考古博物館、三滝山

縄文早期の縄文人の人骨とその人骨を残した人々の生活遺跡が発見されたことで、国の史跡として指定された北相木村の栃原岩陰遺跡には、10数年まえ一度訪れたことがあったが、このブログで記事を書いている際に、その出土物などを中心として考古博物館が建設されたということを知り、ダム見物の途中に立ち寄ってみた。

村役場と中央公民館に併設されたものだが、鉄筋コンクリート造りの頑丈な建物。小規模ながら、最新の展示ツールなどを用いて、大変見栄えのする展示になっていた。人類の進化、レプリカながら縄文人骨とその顔面復元模型や生活道具(これは実物?)が展示されている。また、洞窟内で発見された多数の動物の骨、魚類、貝類が分類され展示されているのも面白い。多いのは鹿だが、中には、すでに絶滅してしまったニホンオオカミや、絶滅が危惧されているニホンカワウソの骨とされるものもあった。

人面の復元は、博物館の来館者記念帳にも記したのだが、細面で吊り目の一重まぶたでのっぺり形で、どうみてもいわゆる弥生人型の容貌に復元されていたのには違和感を覚えた。ただ、法医学の技術を用いた蓋然性の高い復元だとすると、いわゆる縄文人の容貌に関しての通説(彫が深く、二重まぶたで毛深い:南西諸島や北海道のネイティブの人々の容貌)に対しての異議申し立てになるのではなかろうか?と思った。

特筆すべきは、骨で作られ糸通しの穴の開けられた縫い針、釣り針、そして貝などを加工したアクセサリーの数々だ。縄文人は早期の時代でさえ、これだけの文化や技術を獲得していたということは、まさに驚異だった。

この見物後、ちょっとした山歩きのために、三滝山に向かった。子どもたちは初めてだが、自分は10年以上前の夏に訪れたことがあった。道路の整備は進んでいなかったが、駐車場は広く平らなものが作られていた。また参道も階段状に整備されていた。ただ、その段差が大きく、子どもやお年寄りには少々きついのではあるまいか?大禅の滝にはまだ雪(氷)が残っていた。小禅の滝を見物して下山。以前訪れたときと景色や順路まで違っていたように思う。三滝のひとつ浅間の滝は見ることができなかった。(なお、駐車場にタンポポが咲いていたので裏返してみたところ、セイヨウタンポポだった)

なお、連休中は初夏めいた晴天にめぐまれちょうど小海町から南北相木にかけては、桜の花が花盛りだった。ただ、鳥の姿や声は見聞きできたものの、アメンボや蜂、蝶以外の小動物類や魚類、爬虫類にはまったく出会えなかった。
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by newport8865 | 2006-05-11 20:07 | 名所・旧跡 案内