ふるさと佐久


by newport8865
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川崎市にある佐久ゆかりの重要文化財

台風一過の秋晴れの日、昼ごはんをたべに出たついでに、川崎市にある岡本太郎美術館に行ってみようかということで、カーナビで場所を調べたところ、生田緑地にあるということで、その方面にクルマを少し走らせた。

専修大学の生田キャンパスの入り口を少し入ると市営の駐車場があり、そこにクルマを置いて案内図に従って入ったところ、川崎市立の日本民家園という表示があり、面白そうなのでまずそこに入ってみることにした。大人500円、小中学生は無料だった。

正門と反対側の西口の方から入ったため、順路は逆になってしまったが、パンフレットを見ると、国の重要文化財に指定されている民家が多く、次々に茅葺の今となっては珍しい民家が見れら、それぞれ土間の部分には自由に立ち入りができ、面白かった。神奈川の村は、この民家園ができるきっかけになった家々がならび、東北の村では、「どんど晴れ」にもでてきた南部曲がり家を見ることができた。その後、関東の家では網元の家などもあり、次の信越の村では、越中や五箇山や飛騨白川の合掌造りが数軒あり、最後に、佐久は八千穂(現、佐久穂町)の上畑から移築された 重要文化財 旧佐々木家住宅 (昭和42年移築復原工事完成、同年重文指定)があり、驚いた。ちょうど、戌の満水の前の享保年間に建築され、その後寛保2年の戌の満水を免れたが、同じ村が大きな被害を受けたため、村そっくり今の位置に移ることになり、移築されたのが、寛保2年の末から翌年春にかけてだったという文書記録が残されており、貴重なもののようだ。

父の実家がこの近辺であり、親戚が畑八にあるということもあり、非常に懐かしかった。未だ私が高校生の頃まで、父の実家も江戸時代に立てられたという茅葺屋根の古い農家を、現代風に手を入れながら住んでいたし、私が幼い頃などは、囲炉裏を囲んで食事をし、箱膳も使っていたし、トイレもちょうどこの民家園のように外にあったものだった。そういう記憶も手伝い、非常に懐かしかった。園内の路傍には、佐久穂町から運ばれてきたという馬頭観音や庚申様、道祖神なども置かれており、まさか川崎で、佐久の風景に会えるとは思わなかったので、奇遇を感じた。

佐々木家住宅の後は、長野市から運ばれた水車小屋があり、その後、伊那から運ばれてきた三澤家などの宿場、商店などが並び、正門の手前の展示室に続いていた。

P.S. 全部を見終わるともう4時過ぎで、正門から退出した後、緑地公園をブラブラ散策すると、科学館前に寝台車、D51の展示があり、子どもたちが走って行った。科学館は無料で、川崎から出土した化石(アケボノゾウ)や生物の展示などがある比較的小規模の施設だった。岡本太郎美術館は大人700円ということだが、もう入館時刻を過ぎていたので次回に回した。この公園は野趣溢れる森林が周囲を取り囲み、なかなかいい場所だが、交通の便が悪いようだ。なお、数年前に閉園した向ヶ丘遊園は、この公園の続きにあるらしい。現在は薔薇園として公開されているようだ。
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by newport8865 | 2007-09-08 22:51 | 歴史