ふるさと佐久


by newport8865
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カテゴリ:雑談( 11 )

この春に、杉並のアニメーションミュージアムを見に行ってきた。最寄駅が荻窪ということで、そういえば、20年ほど前「佐久信」というあまり流行っていないラーメン店をテレビ番組が後押しして、行列のできるラーメン店に再生するという番組があったことを思い出し、荻窪ラーメンでも食べようかと思って、帰路駅周辺を少しみて回ったが、どうもブームは去ったのか、荻窪ラーメンの行列らしいものはどこにも見当たらなかった。

横浜のラーメン博物館には、荻窪ラーメンの名店が出店していて食べたことがあるが、まさに昔懐かしい昭和30年代の味だった。

「佐久信」をネットで検索してみたところ、もう既に閉店しており、その店主だった人がテレビにより急に有名店になった顛末を綴ったノンフィクションを出版したことなどが分かった。

そのついでに荻窪ラーメンのルーツのようなことがいくつかのサイトから断片的に見えてきた。どうも戦前か戦後に店主が信州出身の日本蕎麦屋が荻窪周辺にいくつかあり、それが中華麺も出していたのが、ルーツらしい。信州の「信」を使った店名が多いのが、その証拠のひとつらしい。

「佐久信」と言えば、その字面からみると、佐久に関係があるようだが、恐らく上記のノンフィクションには、店名の由来なども載っているのではないかと想像する。

信州と荻窪には意外なつながりがあるようだ。
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by newport8865 | 2008-08-07 20:00 | 雑談
ちょうど、中国製冷凍餃子への農薬混入が問題になっている昨今なので、まさにタイムリーな『食の安全』の号が発売されて、購入した。これまでの外国産農産物、狂牛病、食品添加物などの問題を扱いながら、これからの希望の持てる話の一例として、長野県の新規就農里親制度(今回初めて知った)を利用して、若い世代の人が、佐久市や佐久穂町で就農を始めたことが紹介されていた。

長野県は、農業が盛んではあり、特に野辺山高原一帯は高原野菜の一大産地、佐久穂町付近も菊などの園芸が盛んだ。

私の父母も佐久の農家の出身なので、農業の話題は昔の苦労話と豊かになった今との対比の話が多いが、農家の生命の根幹を担う食品を生産、供給する側としての責任は改めてクローズアップされてきているように思う。

この『美味しんぼ』で書かれていたが、とにかくバブル崩壊後の低成長下の日本では、安いものを求めてきたが、それが逆に労働者の賃金上昇を阻んだ結果、この数年の好景気と呼ばれた時代でも、収益の分配率が欧米に比べてあまりにも低すぎる状況を招き、内需は低迷するという状態になっている。その理由のひとつとして、中国やアジア諸国から、経済格差を基にした不当に安い値段の食料の調達があった。これが、餃子問題でも改めて注目されている。

なかなか読み応えのある漫画だった。
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by newport8865 | 2008-03-08 14:51 | 雑談
下記に紹介した遺跡の説明会に、弟が行ってきたということで、この年末年始に帰省した際に、その遺跡紹介のパンフレットを見せてもらった。最近の道路開発などで、各地が掘り返され、今回の「郡」の文字のような文字が読める出土品や、印鑑のようなものもいくつか出土しているらしい。

さて、昨年の長野県内の遺跡発掘では、中野市の柳澤遺跡の出土が全国的にも注目されたらしい。時代的な前後関係はよく知らないが、もっと以前に発掘された飯山市(木島平村?)の鉄剣などと並んで、日本海側、千曲川ルートの文化の伝播等を想像させるものだと思う。

戦国時代に、下水内地方に勢力を張った市川氏(市河氏)にしても、今でこそ奥信濃などと僻地的に呼ばれることが多いが、当時は千曲川の水運により、相当開けた土地だったからこそ、豪族として有力視されたのかも知れないなどと思った。
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by newport8865 | 2008-01-13 18:13 | 雑談
ラッピング車両は、都心の山手線などではたまに見かけるが、小海線で出会うとは思わなかった。

山梨県は、大河ドラマ『風林火山』ブームだとはもちろん想像していたのだが、これが、武田に怨念のある佐久平、否信州全域に広まっているようなのだ。その象徴が、小淵沢から小諸までを運行している小海線の普通ディーゼルカーが、山本勘助、信玄、謙信の写真でラッピング(マーキング)されていたのには驚いた。
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by newport8865 | 2007-08-16 20:52 | 雑談
すでにニュースで発表があったが、昨日から小海線で新型ハイブリッドエンジン搭載のディーゼルカーが運行を始めたという。これは、日本初だとは思うが、もしかしたら世界初なのだろうか?

技術解説記事は、これ。 「エネルギー回生が面白い」


p.s. 2007/8/15
夏休みで佐久に帰省したときに、このハイブリッド型のディーゼルカーに乗れるかも知れないと思い、中央線経由で小海線に乗った。8/10、このハイブッリド列車が、12時ごろの臨時列車として小淵沢駅を出発して甲斐小泉駅に向かったところ、(車内、駅構内放送では)「オーバーヒートが発生し、列車の運行の見通しがつかなくなった」とのことで、13時過ぎに小淵沢を発車する予定の普通のディーゼルカーが1時間30分も発車が遅れたり、臨時代行運転バスが手配されたりした。そのときは、臨時列車が、ハイブリッドカーだという説明はなかった。

翌日の地元紙 信濃毎日新聞(以下参照)によれば、走行は可能だったが、列車内の冷房が効かなくなったというのが今回の故障だったらしい。回生電力で運転されるモーターが、恐らくこの高原地帯では珍しいほどの猛暑による高温にさらされて、エアコンに高い負荷がかかり、そのため、故障したのではないかと想像される。

こちらは、先を急ぐ旅ではなかったので、小淵沢駅での90分の遅延の間もよくクーラーの効いた普通の新型ディーゼルカーの中でのんびりと本などを読むなどでき、また発車後の運転は快適だったので、まあまあの旅だった。

ほぼ30年振りほどで小海線の小淵沢駅から乗車したが、高原の夏の風景は美しかった。

なお、ハイブリッド列車が、野辺山駅で故障修理のためか点検を受けているようだったので、もしかしたらこの列車が遅延の原因だったのだろうとそのときに子どもたちと話した。

なお、この列車は8月は、主に小淵沢から野辺山間を運転されるようで、野辺山以北で乗れるのはもっと涼しくなってからのようだ。その意味からも、もともと高温下での性能がまだまだ十分ではないのかも知れないと感じた。


引用:信濃毎日新聞 2007/8/11 記事
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小海線のハイブリッド列車に不具合 初のトラブル

 10日午後零時50分ごろ、山梨県北杜市のJR小海線甲斐小泉駅で、小淵沢発野辺山行きハイブリッド列車(2両編成)に不具合が発生、運転を取りやめた。同列車を使う上下5本が運休・部分運休し、約500人に影響が出た。JR東日本長野支社によると、同列車のトラブルは7月31日の営業運転開始以来、初めて。原因は調査中としている。

 同社広報の説明では、甲斐小泉駅に停車中、電気系のトラブルがあり、車内灯が消え、冷房が止まった。動力に影響はなく、発車できたが、「暑い時期に冷房が効かない車両での輸送はサービス低下になる」として、運転を取りやめたという。乗客約120人は、同社が手配したバスやタクシーに乗り換えた。(以下略)
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by newport8865 | 2007-08-01 20:12 | 雑談

Wikipedia の 佐久 

現在、一般にも相当認知度が高まってきたインターネット百科事典のWikipedia にも 佐久 という地域名は数多く見つかる。ただし、その記述は、書籍の「地名事典」や市町村誌に比べて記述が浅くまた不正確な部分も多いようだ。これには著作権の縛りもあり、当然そのような権威のある事典などからの直接の引用ができないことにも理由がある。それでも、誰でも自由に編集できるというwikiの思想に基づく百科事典だけあり、善意の人々の手により次第に内容が充実していっている。ただし、自分の記述内容や章立て、論理構成などはその投稿後自由に変更されることを甘受しなければならないという条件がある。

私も浅学菲才の身ながら、明らかな誤りや不十分な記述の訂正や、概略については書くことのできる新規項目を追加したりしている。

このような辞書、事典的な客観的な記述は非常に難しいものだが、それでも調べて消化して、自分なりの文書にすることは、相当勉強になる。

これまでの新規項目は、このブログでも書いた 北相木村の 栃原岩陰遺跡や 川上村の 大深山遺跡など。
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by newport8865 | 2006-09-12 20:14 | 雑談
今年の正月に上野動物園で短期公開されて話題になった 長野県南佐久郡川上村 に伝わる 日本犬の 川上犬が 須坂市動物園に贈られ公開されることになった。 犬の仲間では、オオカミやキツネ、タヌキ、コヨーテ、ドールなどの野生動物の公開展示は普通だが、いわゆる「家畜、ペット」である犬の展示自体は結構珍しいのではないだろうか?


6月14日 川上犬来園します!(17日よりお披露目予定です。コチラも名前応募お待ちしています!!)

川上村も須坂市も自分にとってはゆかりのある土地ということもあり、不思議な気分だ。

動物園スタッフによるblog
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by newport8865 | 2006-06-15 20:08 | 雑談

佐久のオリンピック選手

今回のイタリア トリノでの冬季オリンピックにも、佐久地方出身のオリンピック選手が出場した。二人とも、佐久長聖高校出身の、今井選手と中島選手だ。今井選手は臼田、中島選手は川上の出身。

佐久では、古くから田んぼスケートが盛んであり、また松原湖にいい氷が張り、400mの公式リンクが設営できることもあり、競技会が盛んだった。子どもの頃、「甲組合」という不思議な名称のスケート大会が松原湖で毎年開かれていた。また、清里、軽井沢にはパイピング設備のあるスケートセンターがあり、スケート人口も多かった。

古くは、松原湖育ちの南佐久実業出身の高見沢初枝選手などが活躍した。高見沢選手は、オールラウンダーで、当時としては非常に稀な、入賞を数種目で成し遂げた。

今回のトリノでは今井、中島両選手とも成績的には振るわなかったが、ワールドカップ上位にも食い込んだことのある実力者で、今井選手は今季で引退だという。


冬季五輪スピードスケート出場選手 
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by newport8865 | 2006-02-28 20:02 | 雑談
今年の干支(えと)にちなんで、上野動物園からの依頼により、川上犬の仔犬が3頭、上野動物園に貸し出され、この1月9日まで公開され大人気だったという。

この川上犬の産地(というのか?)川上村は、千曲川(信濃川)源流の村として知られている。主要街道の佐久甲州街道の道筋からも外れているため、往古は人や物の往来は相当閉ざされていたようである(金峰山の大弛峠、信州峠、野辺山を越えれば甲州であるし、三国峠を越えれば秩父なのでそれなりの交流はあったようだが)。

明治生まれの文豪島崎藤村は、小諸義塾の教師を務めていたおり、千曲川河畔を遡る小旅行を何度かしており佐久の各地に足跡を記しているが、その紀行を散文の「千曲川のスケッチ」(青空文庫へのリンク)というエッセイにまとめており、その中で川上村にも触れている。ただ、実際には足を踏み入れたことがなかったらしい。下記の引用部分が、川上村についての記述だが、川上村の人々にとってはあまり愉快ではないものだろう。ただ客観的にみれば、明治30年代の島崎藤村の在小諸時代はもとより、佐久の山奥の村村の暮らしは太古からこのようなものだったのではなかろうか?

ここから更に千曲川の上流に当って、川上の八カ村というのがある。その辺は信州の中でも最も不便な、白米は唯病人に頂かせるほどの、貧しい、荒れた山奥の一つであるという。


(川上の八カ村というのは、現在大字地名の 御所平、原、樋沢、大深山、居倉、秋山、梓山、川端下のことを言う。) 

旧石器時代の馬場平遺跡や、縄文時代の大深山遺跡が残されている川上村ではあるが、水田耕作が農業の中心となってからは、高冷地ゆえの貧しい苦労の多い生活を長く余儀なくされたのだろう。そのような時代に、人々の狩猟を助けたのがこの川上犬だったわけだ。(大深山遺跡などから犬の埋葬跡などが発見されれば面白いのだがどうだろうか。)


川上犬は、伝承としては秩父多摩国立公園に属する深山のオオカミと飼い犬が交配した子孫だと言われ、猟犬として勇敢で、飼い主への忠誠心が非常に強く、一人前となった成犬を別の土地の人に贈ったりすると、元の飼い主の家に戻ってきてしまう、という習性を強く持つという。(信濃毎日新聞「しなの動植物記」) 

ただ、以前、ニホンオオカミのこと調べたblog記事を読んだことがあるが、もともとオオカミと犬が分かれたのはほんの1万年ほど前のことで、遺伝子レベルではオオカミと犬はまったくの同じ生物だとのことだ。写真を見たが、以前ネットで見た多摩動物公園のシンリンオオカミの幼獣とそっくりだった!

このblog記事に張ってあるリンクを辿っていったところ、「日本の地犬」という網羅的なページがあった。川上犬が属する「信州柴」についても書かれている。

ところで、今回の上野動物園での公開は、Blogでも結構話題になっていたようだ。

テクノラティの「川上犬」での検索結果
http://www.technorati.jp/search/search.html?callCode=-324.9191&queryMode=main&query=%E5%B7%9D%E4%B8%8A%E7%8A%AC&language=ja

Oh~Wan Da Four Life (http://diary.tonten.chu.jp/?eid=69156) から川上犬の部分を全文引用させていただいた。(朝日新聞の記事のようだ)
東京・上野動物園。戌年の今年初め、一番人気は天然記念物「川上犬」だった。
公開最終日の9日には約1千人が会場に詰めかけた。
「干支にちなんだ動物展でこれほどの人気は初めて」と飼育担当者も驚いた。
 川上犬は秩父山地や八ヶ岳など標高2千㍍級の山々に囲まれた長野県南佐久郡川上村が主な生息地。
体高35~45㌢。信州系の柴犬である。「信州柴」の一種で猟犬だった。
1921(大正10)年ごろに県天然記念物に指定された。
威厳のある容姿から日本オオカミの血を引くとの言い伝えもある。
交流が制限されていたことから交配がほとんどなく純血が保たれてきたらしい。
 35年、国鉄小海線の開通による森林伐採のため外から人が流れ込んだ。
洋犬も一緒に入り、雑種化が進んだ。戦時中は食糧難から軍による撲殺命令も出た。
絶滅したかに思われたが、八ヶ岳に住む老人がオスとメスを保護していたという。
 現在の川上犬は、その子犬をもとに村人が川上犬に近い犬との交配を繰り返したものだ。
村内では現在50~60匹いる。保存会会長を務める藤原忠彦村長は
「完全復活には長い時間がかかるだろうが焦らずに純血度を高めていきたい」と話す。(以下略)

~『朝日新聞』より


純血度を高めるということは、遺伝病のリスクが増えることなので、困難な課題だと思う。天然記念物ではあるが、本来飼い犬は天然の産物でなく、人為の産物ともいえるものなので、困難さがつきまとうのだろう。大風呂敷的に言ってしまえば、DNA的にはチワワもピレネー犬(グレート・ピレニーズ)も同じ犬なのだから。
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by newport8865 | 2006-01-13 20:16 | 雑談
昨日本屋で本を探していたら、偶然「佐久」の文字が目に飛び込んできた。

手にとってみると、「佐久に伝わる歌の風土記 北佐久編」 という表題で、著者は 小宮山利三 となっていた。

どのような著者かと経歴をみると、中学・高校音楽の教師とあったので、記憶の糸を手繰ってみると、多分自分が中学校時代に音楽を教えていただいた方に行き着いた。おそらくそうだろう。

バリトンの美声の持ち主で音楽についての素養も深く、油絵もよくした方だったと思う。

内容は、ちょうどバルトークとコダーイが、ハンガリーとその周辺で民謡研究した手法と同様らしく、テープ録音したものを楽譜におこしたもののようだ。昨日記した「道祖神の御年始」も採譜されていた。

おそるべきスピードで失われていく古くからの伝承をこのような形で記録しておかれるのは非常に重要な仕事だと思う。
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by newport8865 | 2006-01-12 20:50 | 雑談